Rail Magazine

―レイルマガジン誌面連動企画―Roland EDIROL R-09で録音した銀河を聴く!
東海道の夜を駆け抜ける急行〈銀河〉。この伝統の名列車も、昨今の夜行列車削減の傾向から、遠からず消え行く運命にあるのか…。東京駅。乗車案内が構内に響き、そして発車合図。終着大阪までは556.4?、8時間18分。画像では表現できない深夜のドラマである。
東京駅10番線アナウンス 車内アナウンス
深夜のホームに発車合図が響き、スピーカーから「乗車終了」の声。昨今、発車時に機関車は汽笛を鳴らさないから、ドアの閉まる音で出発と分かる。客車デッキでの録音なので、ドアが閉まるエアー音とともにホームの音が遮断される。
懐かしい「客車チャイム」が流れ、車内放送が始まる。電源車を除くと、A寝台1輌、B寝台5輌の6輌編成だから編成・車輌設備案内は簡単だ。停車駅は意外に少ない、終着・大阪まで12駅の到着時刻が案内される。夜行列車ならではの静かな口調が旅情をそそる。
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平塚付近を快走 静岡駅到着
大船を出ると、列車の足どりは一変する。平塚・大磯・二宮…。直線の多い区間を、力強く飛ばしていく〈銀河〉。小気味よいジョイント音が、乗客の眠りにいざなってくれる。ちょうど日付が変わる頃、車内も夜の空気にすっかり支配されていた。
静岡駅4番線に滑り込む。時刻は午前1時44分、静まり返ったホームに扉の開くエアー音が響いた。乗客の姿はないが、駅員によるアナウンスが続く。夜を徹して走る列車を楽しめるのも、休みなく守られる安全あってこそ。この先、岐阜まで客扱いはない。
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朝の車内放送再開 大阪到着
東京駅発車直後に車内放送が行なわれてから、乗客の安眠を妨げぬよう車内放送が控えられていたが、大津手前から再開。本日の日付、時刻から案内が始まる。右手には比叡山の山並が朝日に照り映え、琵琶湖にはさざ波がきらめいていることだろう。
淀川の長い鉄橋を渡れば終着・大阪である。ゆっくりとしたジョイント音と鉄橋の響きが聞こえ、やがて列車は多くのポイントを渡って大阪駅に滑り込む。乗客は荷物を手にデッキに並んでいる。大阪着は7時18分。ドアが開き駅の喧騒が聞こえてくる。
音を聞く 音を聞く
「EDIROL R-09」は面倒なマイクセッティングなしにすぐに録音。 内蔵マイクは高音質なステレオマイクなので、車輪のフランジの奏でる鋭い音から幌の軋みまで、臨場感に溢れた音まで立体感をもって記録。 ICレコーダーとはまるで造りが遅い、アナログ回路(IARC)で最適なレベルに調整してからデジタルに変換する。この方式だからこそダイナミックレンジが確保でき、高音質録音を実現できるのである。

価格:オープンプライス
問合せ:ローランド株式会社 DTMホットライン:TEL050-3101-2570
HP=http://www.roland.co.jp
「EDIROL R-09」
録音トラック数 : 1ステレオ
信号処理: AD/DA変換=24ビット、44.1kHz/48kHz
データ・タイプ:
MP3(サンプリング周波数=44.1kHz/48kHz、ビット・レート=64〜320kbps)
WAV(サンプリング周波数=44.1kHz/48kHz、サンプル・サイズ=16/24ビット)
記憶メディア   SDカード(64Mバイト〜4Gバイトに対応)
【入出力】
オーディオ入力: 内蔵マイク(ステレオ)、マイク・ジャック(ステレオ・ミニ・タイプ、プラグイン・パワー対応)、
ライン・ジャック(ステレオ・ミニ・タイプ) 
※マイク、ライン同時使用不可(ライン入力優先)
オーディオ出力: ヘッドホン・ジャック(ステレオ・ミニ・タイプ)、デジタル・アウト・ジャック(オプティカル・ミニ・タイプ)
※ヘッドホンとデジタル・アウトは同一ジャックを共用
周波数特性: 20Hz〜22kHz(48kHzサンプリング周波数時)
USBインターフェース: ミニBタイプ ※USB 1.1/2.0マスストレージ対応
ディスプレイ:  有機ELディスプレイ(128×64ドット)
電源: ACアダプター、単3形(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池)×2
付属品: 取扱説明書、ACアダプター、USBケーブル(mini-B)、SDカード(64Mバイト)
外形寸法: 63(W) ×102(D)×29(H) mm
質量: 145 g (乾電池、SDメモリー装着時)
電池駆動時間: 連続再生時間5.5時間
連続録音時間4時間
※使用環境や使用SDカードにより異なります。